プロフィール


第38回定期演奏会から(2021.9 於:三鷹市芸術文化センター 風のホール) 

 

  アンサンブル・ソナーレは、1998年に設立されたアマチュア・オーケストラです。設立当初は、N響ヴァイオリン出身の福田信一先生の指導の下に、弾ける曲であれば、モーツァルトからチャイコフスキー、ムソルグスキー、ラヴェル、ボワエルデュー、はてはウィーンのシュランメルに至るまで、様々な音楽を演奏し楽しむグループでした。その後、最近では、飯塚正己先生の指導により、地道に原典に即した演奏をするように努めるようになってきており、少しずつ演奏技術も向上し、2管編成を基本に古典派からロマン派の曲に挑戦しています。

 

   現在のアンサンブル・ソナーレのレパートリーの中心は、ウィーン古典派です。我々が聞くクラシック音楽の原点となったハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの作品につねに立ち返りつつ、新たな挑戦をしていきたいと考えています。

  アンサンブル・ソナーレでは、幅広い年齢層の団員が音楽を楽しんでいます。団員はみな、年に1~2回行っている定期演奏会に向けて、月2回程度(定期演奏会直前は毎週)土曜日に行っている練習を通じて演奏技術を高め、まさに ”sonare”(奏でる)の名の通り、和気あいあいとお互い共鳴し合って、音楽する楽しさを共有しています。

 

  そんなアンサンブル・ソナーレは、2016年11月11日に封切られた映画「オケ老人!」(主演:杏)に、アマチュア・オーケストラのモデルの一つとして取材協力をし、プレミア試写会で演奏して様々なメディアに取り上げられました。また、団員が、映画に登場するオーケストラ(梅が岡交響楽団)のメンバー役として、あるいは観客役として出演しました。

 

  新型コロナの蔓延にともなって、アンサンブル・ソナーレも2020年に入って活動を自粛し、定期演奏会もキャンセルせざるを得ませんでしたが、2021年の途中から、感染拡大に注意を払いつつ練習も定期演奏会も再開しました。

 

    アンサンブル・ソナーレ連絡用メールアドレス:

  EnsembleSonare


指揮者紹介

 

飯塚正己

  大阪芸術大学通信教育部音楽学科卒業後、桐朋学園大学、東京音楽大学の指揮研修コース、および国内

のマスター・クラス等に学ぶ。2022年7月から8月にかけて欧州渡航、ベルギーにてルネ・ギルカス氏、ウィーンにてギュンター・ノイホルト氏のマスター・クラスを受講、そのファイナル・コンサートではベートーヴェンの交響曲第7番を指揮。これまでに指揮法を守谷弘、村上寿昭、下野竜也、吉田行地、久保田昌一、田代俊文、ダグラス・ボストックの各氏に、作曲を守谷弘、有馬礼子の各氏に師事。日本演奏連盟会員。

 

  2016年に話題となった映画「オケ老人!」の撮影に協力、主演女優・杏ほか俳優に指揮指導を行う。